結局語学勉強って何したらいいの?のお話
こんにちは、辣油です。
今日は語学勉強についてお話しようかなと思います。
自己紹介でさらっと言った記憶があるのですが、私は今イタリアに一年間の留学をしています。非英語圏ではありますが、コミュ力も上がるしリスニング能力も上がるし、何せ話せる言語が増えるのは後々プラスになるだろう、と。実際英語のレベルも上がったんじゃないかと思います。
イタリアに留学しているということは当然イタリア語の勉強をしなければならない訳ですが、私が出発前日本で勉強していた時と到着後現地で勉強をするようになってからを比較したりしてお話していきます。これから話すことは、英語を始めとする他の言語にも通じることかと思いますので、英語の勉強に伸び悩んでいる方も読んで頂ければと思います。
まず、日本にいた時です。私はコロナの自粛期間等を利用して、イタリア語の勉強にそれなりの時間を割いていました。にも関わらず、なかなか上達を感じられませんでした。テキストやアプリを使っての勉強が主でした。今思うと、ダメだったなと思う点がいくつかあります。いくつか挙げますね。
・複数のテキストに手を出してしまっていた。
・書き写すだけだった。
・完璧な文法で話さなければいけないと思ってしまっていた。
・わからないところを放ってしまっていた。
などがあります。他にもあるかもしれませんが、私が思いつく限りですとこれらが挙げられます。
まず、複数のテキストに手を出していたこと。これは割と世間でもダメダメ言われていますね。本当にそうです。これはどの教科にも言えますが、複数のテキストに手を出してしまうとどっちつかずになってしまいます。一つのテキストを完璧にする勢いで取り組むのが良いと思います。
次に、書き写すだけだったこと。私としては、書くより声に出して勉強した方が長く記憶に残るような気がします。別の話になってしまいますが、私はいつも他の勉強を優先して学校の英単語テストの勉強などを後回しにしがちで大体いつもテストの10分前くらいから大急ぎで紙にめちゃくちゃ単語を書きまくって勉強を始めるのですが(良い子は真似しないでね)、ほぼ毎回満点取れてしまうんですね。というのも、私は暗記が超得意だったのでそれを利用していつもその場しのぎをしていました。ですが、それって単なる短期記憶でしかなくて、しばらくすると完全に忘れているんです。意味ないですよね。それと同じ現象がイタリア語の勉強でも起こっていました。声に出してアウトプットするのってめちゃくちゃ大事です。あと、復習はも本当に大事です。復習なんてなんぼやってもいいですからね、一回と言わず二回、三回、いや、もっとやりましょう。
次に、完璧な文法で話さなければいけないと思っていたこと。試験やビジネスでは確かに完璧な文法が求められますが、目的が上達の場合、それはそこまで自分に求めなくて良いと思います。完璧な文法で話そうとすると、それを意識しすぎるあまり言葉が出てこなくなったりします。円滑なコミュニケーションは勿論出来ません。無理に難しい文法を使って表現しようとせず、自分が使えるくらいの簡単な文法で言い換えたり、分からない単語は対面の場合は相手に聞いてみるのもいいですし(例えば、appleという単語が思い出せないのであれば、What is the name of that fruit? Um... red, sweet and round shaped.と聞いてみるなど)、ネイティブと会話出来る環境にないのならば、即調べて単語カードに新規加入させてあげてください(笑)。
そして、わからないところを放ってしまっていたこと。これは本当に良くないです。これもどの教科にも言えますね。大体の勉強って繋がってるんですよ。ここで勉強したことがあそこで活きてくる。語学勉強も例外ではないです。ですのでわからないところを放置してしまうと、後々そこの知識が必要なところでつまずいてしまう可能性があります。それに、ずっと放っておいてもずっと出来ないままですしね。わからないところは早めにわかるに変えておきましょう。
最後に、私が一番大切だと思うのは、失敗を恐れず挑戦することだと思うんです。私は荷物が嵩張るからという理由で現地にテキストを持っていきませんでした。勉強道具が無いにも関わらず、めちゃくちゃ伸びました。何故か。話せなくても話さなくては生活出来ない環境に置かれたからです。文法を知らなくても、単語を知らなくても、話さなければ生活出来ないからです。母国語以外で話すの緊張する、失敗したらと思うと怖くて話せない、などと思っている場合ではなかったからです。現地に到着した当時は全然話せませんでしたが、生活していく中で、身振り手振りや知っている簡単な単語、文法を駆使して必死にコミュニケーションを取りましたし、文法や単語も会話を聞いて、(あ、これってイタリア語でこう言うんだ)、(過去の話してる時いつも決まった法則があるな、もしかして過去形はこうやって表現するのかな)など自然に覚えていきました。どうしてもわからないことがあれば恥を捨てて聞きましたし、聞き取れなければ(相手には悪いかもしれませんが)何回も聞き返しました。そうしているうちに以前の自分からは想像も出来ないくらい伸びました。
何をするに当たっても失敗を恐れず挑戦するって大事だと思います。勿論最初は誰だって怖いけど。
では、さようなら。
無機化学における実験室的製法と工業的製法について
こんにちは、辣油です。
今回は、無機化学における実験室的製法と工業的製法について話させてもらいます。
皆さん、実験室的製法と工業的製法という言葉を聞いたことがあるでしょうか。高校化学を勉強している人ならおそらくこれらについて勉強したことがあるかと思います(化学基礎ではやらなかったと思います)。
私が初めてこれらに出会った時は全く理解が出来ずにいたのですが、どうして実験室的製法と工業的製法の二つが存在するのか、どんな違いがあるのか、など意味が分かって初めてその面白さに気づくことが出来ました。
●実験室的製法と工業的製法の違い
では、これらの違いとは何なのか。アンモニアNH₃を例にとってみます。
・実験室的製法の場合
塩化アンモニウムNH₄Clと水酸化カルシウムCa(OH)₂の固体を加熱。
式) 2NH₄Cl + Ca(OH)₂ → CaCl₂ + 2H₂O + 2NH₃
・工業的製法の場合
ハーバー・ボッシュ法といい、四酸化三鉄Fe₃O₄を触媒として窒素と水素から直接得る。
式) N₂ +3H₂→ 2NH₃ (触媒:Fe₃O₄)
ここでそれぞれの式を見比べてもらいたいのです。
このとき、最終的に欲しいのはNH₃です。
実験室的製法ではCaCl₂やH₂Oと、NH₃以外の余分な化合物が出来てしまうのに対し、工業的製法では余分な化合物が生成されることなくNH₃のみを得ることが出来ます。
これが工業的製法の凄さです。凄い…ですよね?!わかってください!
しかし、だからといって実験室的製法が凄くない製法という訳ではありませんよ。
NH₃を作り出すにはハーバー・ボッシュ法という方法を用いるのですが、この方法で合成するには高温・高圧の状態を用意しなければなりません。なぜなら、ハーバー・ボッシュ法ではルシャトリエの原理(他ブログ様の記事を置いておきます)を応用するため、高圧で反応を進める必要があるのと、なおかつ反応効率を上げるために高温状態を保つ必要があるからです。難しいね!!ここら辺に関しては私も知識が浅いので詳しく掘り下げてはお話することが出来ません…。ごめんなさい!
話に戻ります。この方法、無駄はないけど面倒臭いですよね。そもそもただの学校の実験室や個人の実験室にそんな装置がある訳ないし。
そんな時に実験室的製法が便利なんです。少し無駄は出てしまうけれど、簡単に物質が生成出来る。これが実験室的製法の凄さです。めっちゃ凄いですよね?!(圧)
●まとめ
まとめると、
実験室的製法は、目的の化合物の他に余分な化合物を生成してしまう代わりに簡単に合成を行うことが出来る。
工業的製法は、大きな手間がかかってしまう代わりに余分な化合物を生成せずに目的の化合物を得ることが出来る。
どうでしょうか、魅力が伝わりましたでしょうか!
化学の魅力はこれだけに留まりません。これからも個人的に感じた化学の魅力、化学以外でも色々な科目について書いていこうかなと思います。
では、さようなら。
ブログ始めました。
初めまして、辣油と申します。
まず軽く自己紹介から。
名前は辣油と名乗らせてもらいます(Twitter等では本名の下の名前で活動したりしています)。
現在高校二年でイタリアに一年間の留学中です。休学扱いですので、帰国後は再度高校二年に戻ります。
好きな科目は化学ですが理学部志望という訳でもなく、得意科目も化学ではなく英語と国語です(意味が分からないですね)。
志望校は某T大学の理科一類(多分無理)で、ゆくゆくは航空宇宙工学がやりたいなぁと思っています。
愛してやまないものは、ドラえもんを始めとする藤子不二雄先生の作品です。
好きなアーティストは、TOKIOと福山雅治です。女子高生らしくはないです。
絵を描くことも好きですね。定期的にTwitterやpixivにイラストやマンガをアップしたりしています。
このブログでは勉強に関することや、自分の好きなこと(ドラえもん等)に関することについて書いていくつもりです。
しかし、私もただのしがない女子高生ではありますので、間違った情報等発信してしまうことがあるかと思います。ですので私の記事を鵜呑みにせずあくまで参考程度にお願いします。
では、これからよろしくお願いします。